相続税の申告を税理士に依頼するメリットは?

相続税申告税理士依頼メリット

こんにちは、税理士の市丸 雄二郎です。

手前味噌で恐縮ですが、今回は相続申告の局面で私たち税理士を利用していただくメリットについて、お話したいと思います。

メリット①:税務調査のリスクが減る

税理士に相続を依頼するメリットの一つは、税務調査の対象となる可能性を減らせることです。
相続税の申告書には、税理士が作成した場合に署名・押印をする箇所があります。ご自身で申告する場合は、空欄のまま提出すればいいのですが、税務署の印象はやはり変わってきます。相続税の申告は人生で一度あるかないかですので、多くの人が慣れていません。なので、間違いが起こりやすい申告なのです。
その道のプロである税理士が作成した申告書と、個人の方が自分で作成した申告書、どちらを重点的に税務署がチェックしようとするかはご想像いただけると思います。

お住まいの地域(特に相続の申告件数が少ない地方)によっては、税務調査がくる確率が3割という所もあるようなので、税務調査についてはしっかり考えておきたいところです。

メリット②:節税対策ができる

相続税には、様々な特例や控除項目が存在します。相続に強い税理士に相談すれば、節税に関するアドバイスをしてくれます。

例えば、お父様がお亡くなりになった時(一次相続)に相続税が安くなるように遺産分割をしたとしても、その後、お母様がお亡くなりになった時(二次相続)に相続税が高くなってしまい、一次相続と二次相続を合わせて考えると、結果的に損をしてしまうケースがあります。

相続税専門の税理士であれば、二次相続の対策などについて助言がもらえますので、総合的な節税対策が期待できます。

自分で申告する場合は、税務署の方に相談しながら、申告書を作成することになるでしょう。親切・丁寧に教えてもらえると思いますが、節税という観点でアドバイスをもらえることは、あまり期待しない方がいいかもしれません。

また、自分で申告書を作成した場合、不必要に高い金額で申告書を提出しても「もっと相続税下げられますよ」なんて税務署は教えてくれません。「自分で申告したけど税務調査なんて無かったよ」という方は無駄に相続税を払いすぎている可能性もあります。

適正な範囲内で最大限納税額を下げるというところは税理士の腕の見せ所です。

メリット③:相続税の申告を一任できる

相続税の申告は、資料集め、遺産の分割方法の検討、申告書の作成・提出と時間・労力ともに必要です。ご自身で初めて申告される場合は、上記に加えて、相続税の算定の方法などを一から勉強することも必要になってきます。
この点税理士に依頼すれば、資料の収集さえして頂ければOKです。
相続税の税理士試験は、税理士の中でも合格している方はとても稀というくらいの難関試験です。葬儀などが落ち着いた頃から相続税の勉強を始めて、申告期限までに申告書を提出するということは、とてもハードルが高いことだと思います。
また、申告の手続きに第三者が入るのもメリットとして挙げられます。家族だけで話し合いを進めるとどうしても感情的になってしまうところ、税理士からの税務上のアドバイスが入ることで遺産分割などの話し合いがスムーズにいくケースは多いです。

(注)相続に関する係争については、弁護士法に抵触するため税理士が関与することはできません。

デメリット:費用がかかる

上記が相続の申告手続きを税理士に依頼する主なメリットになります。一方デメリットは、やはり費用がかかることですね。

相続税の申告を税理士に依頼するメリット・デメリット
 

メリット

デメリット

税理士に申告を依頼した場合
  • 正確な申告ができる
  • 税務調査があっても税理士と一緒に対応できる
  • 節税についてアドバイスしてもらえる
  • 面倒な申告手続きをやってもらえる
  • 費用がかかる
税理士に申告を依頼しない場合
  • 税理士費用が節約できる
  • 誤った申告をしてしまうリスクがある
  • 税務調査の可能性が高くなる
  • 相続税を多く払ってしまう恐れがある
  • 時間と労力がかかる

結論:相続税の申告を税理士に依頼すると、リスク軽減、節税が期待できる!

相続税を税理士に依頼した場合の費用はいくら?

相続税税理士依頼費用

相続税の申告を税理士に依頼した場合、約30万円〜の料金が相場だと思います。実際の依頼料は、土地の数や相続人数などによって、変わってきます。

以下のページから弊法人の報酬金額がご確認いただけます。税理士の金額について詳しく確認されたい方は参考にされてください。

→相続税申告の報酬金額(クリックすると該当ページに飛びます)

まとめ:相続税の申告を税理士に依頼すると、約30万円〜の費用がかかる。

相続の税理士の選び方

相続税理士選び方

税金には法人税や所得税などたくさん種類がありますので、税理士にも得意・不得意な分野があります。
特に相続税は特殊なので、一度も関与したことがない税理士もわりと多いです。
たとえば、お医者さんにも専門分野がありますよね?内科の先生の脳の外科手術はできればお願いしたくないと思います。
税理士の選び方もそれと同じです。

なので、相続の税理士を選ぶ場合は、相続を専門に扱っている税理士に依頼されることをオススメいたします。
また、多数の申告実績がある税理士の方が節税などのノウハウがあるので、相続税申告の経験が多い税理士を選ぶことがポイントです。

結論:相続税の税理士の選定基準は、申告実績の多さと専門性!